巨べらに成る仮説

» このサイトで言う [ 巨べら ] とは、野釣り限定 ( 産 ) : 45cm 以上の へら鮒 の事を指す。そして何時かは...

巨べら師養成所 - 巨べらに成る仮説

= 巨べらに成る仮説とは? 序章 =

注 : まず先に、誤解を招く恐れが在るので記載しておこう。
この 巨べらに成る仮説 ページに掲載する内容等に関しては、あくまで管理人である へらマニア が自身の得た情報と経験等によって、独断と偏見にて纏めた仮説ページである。その為に 巨べらの生態 等を解剖等し調べた訳では無く、又、事実と異なる場合が御座いますので予めご了承願います。


さて、今更だが へら鮒 のルーツをご存知だろうか?
元々 へら鮒 と言う品種は無く、皆さんがご存知のように [ ゲンゴロウブナ ] を品種改良されたのが へら鮒 である。そして、厳密に言えば、その養殖に適するようになった魚を [ カワチブナ ] (へら鮒) と言っている。しかし へら鮒 と言われる品種は、元々存在した訳では無い上に、歴史を辿ると幾つかのルーツが存在する事も分かった。しかしそのルーツ自体、不確かな部分が余りにも多いので在る。又、その へら鮒 と言う品種に対し、様々な角度からその生態や形態系を元に、多種多様な意見や見解が持たれているのも事実で、厳密に言ってしまえば、莫大な資金と時間を掛けその品種を研究しない限り、本当の ルーツ を確認する事は不可能である。尚、以下に参考にさせて頂いた書籍の一部を引用し紹介する。

以下 » 魂の火入れ〔ヤマサ〕竿春、へら竿の革命児が伝統を更新する からの引用です。

それでは 「へら鮒」 とはいかなるものなのか。ゲンゴロウブナからつくり出され、溜め池の養殖に適するようになったものをカワチブナという。カワチブナはゲンゴロウブナの商品名であり、カワチブナとゲンゴロウブナは通称 へら鮒 と呼ばれる。カワチブナは養殖された へら鮒 のことである。 P.95-96

その後も業者の懸命の改良と淘汰により、ますます優良な品種になり、全国的に名前が知られ、昭和 17年淡水養魚組合の結成とともに、正式にカワチブナと命名された。
カワチブナとゲンゴロウブナを形態的に同じと考える人と、これに異を唱える人がいるが、その由来はともかく、習性の点では明らかに異なってきているのである。 P.96

= 放たれた時期 =

上記の部分にて へら鮒 と言う品種は、元々無かったと言う事はご理解頂けただろう。 それを念頭に、次の事を考えてみよう。正確な情報として へら鮒 の出所は、間違い無く 大阪 / 奈良県 になるとされている。 注: [ ゲンゴロウブナ ] では無い。

そして時代を遡る事、約100年前の [ 大正時代 ] 関東地方の沼に初めて へら鮒 が放たれたとの記録が残っている。そして時代が移り [ 昭和時代 ] 初期に 湖面積日本第2位 の 霞ヶ浦 へも放流され間もなく、今や 世界遺産 となった 富士山 の麓 富士五湖 更には、北海道の  大沼 にも へら鮒 が放たれたのである。

これを見る限り、生産地以外へ へら鮒 が初めて持ち出されたのは、たかだか * 100年前。その へら鮒ご先祖様 達が、その地域の環境に合わせ、子孫を残して来たのである。 * 現在 / 2013年11月時点で厳密には、90年程度である。

途の為・己の為 = 巨べら道 = from へらマニア

= 巨べらが生息する地域は? =

又、このサイト内の [ 巨べらとは? ] のページにも記載して在るが、 巨べら になるには、それなりの時間と年数が掛かる。そして何より驚きなのは、北は [ 北海道 ] から南は九州 [ 鹿児島 ] 迄、各県等により気温や水温、又は環境等、全て違うのに意外と全国に 巨べら が生息している事だ。そのルーツ等は、各地域に持ち込まれた へら鮒 達の子孫で間違い無いであろう事は明らか。又、生息する環境等により、その 姿形 も異なるであろう。がしかし、紛れも無く巨べら師を魅了する 巨べら は、日本国内に溢れているのである。

捕食するエサは?

通常 へら鮒 と言う魚は、養殖あがりで在れば ペレット系 や 麩系等 のエサを主食する。これが野池や沼、ダム湖等となると主食するエサが異なる。常に 麩系等 のエサをくれる へら師 が居る釣り場なら別だが、通常は自然現象による微生物等が捕食対象となるはず。それは 植物性プランクトン で在ったり バクテリア や 藻系等 になる。

ここから、管理人の勝手な妄想に入って行く。 心して読んでくれ。
先ず 巨べら と称される 巨大なへら鮒  は、生態系から意外と柔軟にその環境へ対応していると思われる。ただ、巨大になるにつれ [ 臆病 ] になるのは、皆の知る所だろう。そして以下に私の勝手な仮説を挙げてみる。

45cmクラスなら
このサイトで触れてる 巨べら なる位置付け。俗に言われる 尺半(45cm) と呼ばれるサイズ。
このサイズが恐らく 巨べら 釣りの一つの壁になる大きさ。正直、年間を通しても中々お目に掛かれないクラス。
しかしこのクラスなら 乗っ込み期 や タイミング を合わせれば、そんなに条件が揃わなくても各釣り場にて釣果を得られる筈で在る。但し、プロポーション的観点から見るとそれなりの環境や条件等が必要になるが、通常の捕食等で十分に成長できるサイズである。だから、狙い方も 麩系等 や マッシュ系 にて対応出来るだろう。勿論、その釣り場や環境等に合わせた エサ使い が必要になるがやはり マッシュ系 がベースに成るであろう。

50cmクラスなら
俗に言われる 50cm上(神) と呼ばれるサイズ。
巨べら師 が最初の目標とするクラスだ。いや、生涯を掛けて狙うサイズと言っても過言ではない。このサイズを釣る為に、どれだけの苦労を積み重ねるか判らない程。そして、やっぱりと言うかこのサイズに成るには、それなりの諸条件が揃わないと無理である。又、エサ等に関しても捕食物が変わるのではないかと思われる。恐らくでは有るが、このクラスになると通常捕食するモノ以外に 生餌 も捕食対象になってると思う。又、通常は殆ど口を使わず 巨べら 特有の スイッチ が入った時だけエサを口にすると考える。

55cmクラスなら
俗に言われる 超巨べら と呼ばれるサイズ。
巨べら師 誰もが憧れるクラスだが、生涯を掛けても出遭う事が出来るか判らないサイズ。だがしかし、現実に射止められてるから空想論では無いのだ。勿論、このクラスがウヨウヨと存在する筈も無く、諸条件諸々が揃わないと生息はしない。そして何より捕食物で有ろう。私個人的には 生餌 以外にも 甲殻類 も捕食対象になってると考える。恐らく 麩系等 や マッシュ系 のエサで釣る事は、タイミング等が合わない限り 難儀 と思える。 超巨べら になり生態系も未知の世界へ突入している筈だから。

60cm超クラスなら
俗に言われる モンスター と呼ばれるサイズ。
巨べら師 でも、然う然う出会って無い筈である。このクラスは、逢いたいと思っても逢える物では無い。その大きさ迄、生息している方が珍しいのである。だが実際に 60cmオーバー は釣り上げられている。ただ、日本記録と称される 巨べら は、へら師が釣り上げた物では無い事は余りにも有名な話である。さて、エサになるのだが、このクラスが 人工エサ を食するとは、到底思えない。逆に 人工エサ 等を知らないのでは無いか? 大体、へら師の出入りが激しい釣り場には、生息する確率も少ないだろうし  から離れてるから モンスター クラスになれた筈である。私達人間には、立ち入る事の出来ない 領域 で育ち、生涯を生きてきたに違いない。そして恐らく 何かの間違い が無い限り、人間が操るエサを捕食すると言う事は無いと思っている。


巨べら専用浮き - Mania


= 巨べらに成る仮説とは? 終章 =

巨べら を狙い、各釣り場に精進されてる方々なら聞いた事が有ると思うが...
ブラックバスの ルアー に 巨べら がヒットしたなんて話、聞いた事無いだろうか?  正に 巨べら釣り には無い仕掛けである。そしてここに 巨べら の捕食変動が隠されているのである。人間と同じ様に、ある時が来ると求める  が変わるのである。実際、とあるダム湖でも公魚釣りの仕掛け 赤虫 にて 巨べら が釣り上げられた事も有る。そして何より、九州地方のダム湖では、 巨べら のお腹から エビ が出てきたと言う事例も有る。 まぁ元々は コイ科 になるので、雑食性で当然大きくなれば ミミズ や 小魚等 も捕食すると思われる。でもね、考えてみて下さい。へら師に狙われ続ける釣り場で育つ へら鮒 とへら師が殆ど狙わない釣り場で育つ へら鮒 の違いを。先に記載した事は、殆どの 巨べら師 が考え感じてる事。それを踏まえ、どうしたら  巨べら を釣る事が出来るのだろうと皆、試行錯誤しているのである。


捕食エサが判っても...

結局の所、巨べら が捕食する エサ が変わっても、手の打ちようが無いのだ。元々、巨大化するにつれ性格は 臆病 になり、人影や物音・気配等を嫌うのである。そしてもっとも重要なのは、本来 巨べら (50cm上) と言うものは、有る一定の条件等が揃わないと エサ を口にしないのである。その良い例が 乗っ込み期 だ。水温が上がり、増水し、叩き場が整うと 巨べら (50cm上) 達は、複数回に分けて卵を産み付ける。
その一大イベントの前に エサ を口にするので有る。だが、その時期を狙うにしても タイミング が合わなければ結果は同じ。要は、このサイトに記載してあり趣旨である [ 巨べらは狙って釣れ ! ] なる事を貫こうとする事自体 超ドM的行為 に当るのである。元々、食する気の無い 巨べら (50cm上) を相手に春夏秋冬四季問わず、一心不乱にエサを打ち撒けた所で 糠に釘 状態であろう。

がしかし...
モンスタークラス を 本気 で狙うなら、数年掛けても 餌付け行為 的な事 ( 人口エサに慣れさす為、釣れなくてもエサ打ちを繰り返す ) を繰り返さないと駄目だと思ってる。勿論、そんな事をした所で本当に結果が変わるか分からないが。 しかし、指を銜えて眺めていた所で何にもならない。釣れなくて当たり前の 巨べら を狙い続ける事に意味が在るのだ。何時、 エサ を食するか分からない 巨べら 。ただ言える事は、諦めたらそこで終わりだと言う事。生涯を掛けて狙い続けないと、容易に釣れる獲物では無いのだから。


* 注 意
この 巨べら師養成所 に記載されている内容は、サイト監修する へらマニア の独断と偏見で構築されてます。予めご理解の元・ご利用下さい。又 巨べら師養成所 内にて記載する [ 巨べら師養成所フォトギャラ ] 並びに [ 巨べら専用浮き-Mania ] を閲覧・愛読・愛用しただけでは 巨べら なる強モノを釣り上げる事は難しい。しかし 巨べら 釣りをする為の基礎情報は備わっている。[ 利用してくれ! ] このサイトを。